緊急事態宣言が出されるなどコロナウイルスの影響まだまだ続いている状況ですね。
企業の見学や求人応募などが延期になったり、就職されている方の仕事がテレワークになったり、休みが増えたり…と色んなところでの影響を感じています。
ミークスでも
・訓練の開始時間を遅らせる
・換気、消毒、通所前の検温の徹底
・人が多く集まる企業実習先での実習の一時休止
・希望者への在宅支援への切り替え
など出来る限りの対応を取りながら、利用者の方への支援を行わせて頂いています。
大変な状況ではありますが、一人ひとりがきちんとした意識を持って行動することが大切だと思っております。
さて、そんな状況ではありますが、前年度最後に就職された方のご紹介です☆
統合失調症をお持ちのDさん。
2018年11月からミークスに通所され、1年4ヶ月後の2020年3月に、
かねてからの第1希望勤務先だったマクドナルドのキッチンに就職が決まりました!
前職から10年ほどブランクがあったDさん。
ミークス通所当初は決して症状が軽い状態とは言えず、顔は強張り身体も思うようには動かない様子でした。
週3日午前のみの通所から開始し、徐々に通所日を増やして生活リズムを整えましょう!
それが一番最初の目標でした。
最初はまず、自宅から外に出て活動することに慣れるため、ミークス事業所内で封入作業をして頂きました。
真面目でコツコツタイプのDさん、(病気から回復していくにつれ、大ざっぱな面もあることが判明しましたが笑)5ヶ月後には週4~5は日は通所が出来るようになり、最初は1セット1時間かかっていた封入作業も徐々にタイムを縮め、なんと10分程で出来るようになりました!
この5ヶ月の間、Dさんの体調や精神面の向上は目を見張るものがありました。
自然な会話も出来るようになり、笑顔もよく見られ、冗談を言われるようになりました。
その後体力づくりのために西鉄バス清掃や倉庫の実習、接客スキルを学ぶためスーパーの実習に参加しました。
自信が付いてきた頃に久山食堂さんのキッチンで初めての企業実習を体験され、
「大変だったけど楽しかったです!」と働く意欲が沸いてこられたようです。
それからは週5~6日通所が出来るようになり、最初は身体が思うように動かないからと躊躇されていた土曜余暇も元気に参加され、他利用者さんと積極的にコミュニケーションを取られるようになりました。
途中、別の病気で入院されたり、元気になった分色々悩みも増えてしまったり…
順風満帆とはいきませんでしたが、
Dさんの「この仕事がしたい!」という強い気持ちが社会へ踏み出す勇気になったのではと思います。
店舗のスタッフもDさんの障害に理解を示して下さり、皆さんとても優しく教えて下さるとのこと。
「出来ないところは出来る人がして助け合う」
という社風がスタッフ皆さんに根付いている、こんな良い環境に恵まれて本当に良かったなあと思うミークス職員でした。
ミークス利用者さん達が、マクドナルドさんのような良い企業に就職出来るよう、私たちもどんどん信頼ができる企業を開拓をしていく必要があると実感したのでした。
Dさん!今度ミークス職員皆でテイクアウトで買いに行くからね~!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー エンプロイメントサポートセンターミークスは糟屋郡粕屋町にて就労移行支援事業を行っています。
・就職したいけど不安だな…
・自分に向いている仕事が分からない
・面接でいつも落とされる…
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